タカタのエアバッグ 4千万個追加リコール
アメリカの運輸当局は4日、大手自動車部品メーカー「タカタ」の欠陥エアバッグの問題をめぐり、最大4000万個の追加リコールを行うと発表した。
タカタのエアバッグをめぐって、アメリカ当局は高温・多湿の環境により異常な破裂が起きるとみていて、これまでに2880万個がリコールされている。今回追加でリコールされるのは、硝酸アンモニウムを火薬として使い、乾燥剤が入っていないタイプのもので、今月から2019年12月にかけ、最大4000万個が順次対象となる。
運輸当局は声明で、「時間が経つごとに安全性が下がっていくのは明白だ」と強調している。