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タカタのエアバッグ 4千万個追加リコール

2016年5月5日 17:12

 アメリカの運輸当局は4日、大手自動車部品メーカー「タカタ」の欠陥エアバッグの問題をめぐり、最大4000万個の追加リコールを行うと発表した。

 タカタのエアバッグをめぐって、アメリカ当局は高温・多湿の環境により異常な破裂が起きるとみていて、これまでに2880万個がリコールされている。今回追加でリコールされるのは、硝酸アンモニウムを火薬として使い、乾燥剤が入っていないタイプのもので、今月から2019年12月にかけ、最大4000万個が順次対象となる。

 運輸当局は声明で、「時間が経つごとに安全性が下がっていくのは明白だ」と強調している。