“火気に注意” 夏を前に大学生らに講習
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バーベキューや花火を楽しむ夏を迎える前に、殺虫スプレーなどを使うときの危険性を知ってもらおうと、東京消防庁が大学生らに講習を行った。
これは5日から始まる「危険物安全週間」を前に、東京消防庁が世田谷区の国士舘大学で講習を行ったもの。学生ら約1000人が参加した。
講習では、身近な危険物をテーマに実験が行われ、制汗剤や殺虫剤のスプレーが火花によって引火し爆発する様子が紹介された。また、夏場は気温が高いとガソリンが気化しやすいということで、約2メートル離れたろうそくの火に、気化したガソリンが引火する様子なども紹介された。
東京消防庁は、「夏のバーベキューや秋の学園祭で危険物を扱う際、近くに火の気がないことを確認してほしい」と呼びかけている。