天皇皇后両陛下 長野市で全国植樹祭に出席
天皇皇后両陛下が、長野で全国植樹祭に出席された。
天皇皇后両陛下は5日、長野市内で「第67回 全国植樹祭」の式典に出席された。植樹祭は緑豊かな国土作りを目指して毎年開かれているもので、両陛下はヒノキなどの苗木を植え種をまかれた。
式典には長野県で植樹活動を行う歌舞伎俳優・市川海老蔵さんも登場し、「勧進帳」の最後の場面を勇壮に舞うと、両陛下は大きな拍手を送られた。
その後、両陛下の強い希望で東日本大震災の翌日に起きた長野県北部地震の際、震度6強の揺れで大きな被害を受けた栄村の被災者5人と懇談された。両陛下は生活が地震前の状態にほぼ戻った様子を聞き、「ご苦労も多かったでしょうがよかったですね」とねぎらい、皇后さまは、最後に村の名前にかけて「栄えてね」と伝えられた。