口永良部島の新岳 警戒レベル3に引き下げ
去年5月に爆発的噴火をした鹿児島県の口永良部島新岳について、気象庁は14日、噴火警戒レベルを5から3に引き下げた。
口永良部島の新岳は、去年5月29日に爆発。噴火警戒レベルは最高の5に引き上げられ、一時、全ての島民に避難指示が出された。
14日午後、気象庁で火山噴火予知連絡会が開かれ、新岳について、「去年5月と同程度の噴火が発生する可能性はさらに低下している」という見解が示された。
これを受け、気象庁は噴火警戒レベルを避難の5から入山規制の3に引き下げた。警戒範囲は火口から約2キロに縮小され、島内全ての集落が警戒範囲からはずれる。
レベルの引き下げを受け、屋久島町では一部の地区に出している避難指示の解除に向け、関係機関と協議するという。