小型機墜落で住民説明会「飛行場閉鎖」の声
去年7月、東京・調布市で小型機が墜落し、住民を含む8人が死傷した事故を受け、調布飛行場を管理する東京都が16日夜、住民説明会を行った。住民からは飛行中止を求める声が相次いだ。
去年7月、調布市の住宅地に墜落した小型機は、調布飛行場を離陸した直後、十分に上昇できないまま失速し、墜落したとみられ、東京都が新たな安全対策を検討していた。
16日夜、調布市で行われた住民説明会で、東京都は機体整備の体制強化や、禁止されている遊覧目的の飛行がないか、チェックを徹底することなどを説明した。
一方、住民からは、自家用機の飛行中止や飛行場の閉鎖を求める声が上がった。
住民「今すぐは無理でしょうけど、先々、絶対ここから飛行場をなくしてほしい。そうでなければ安心して住むことはできない」
説明会は、今後、府中市と三鷹市でも開かれる。