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駅・電車で暴力行為…駅員の身を守る訓練

2016年7月7日 21:58
駅・電車で暴力行為…駅員の身を守る訓練

 電車や駅の構内で酔った客などによる暴力行為から駅員の身を守るための訓練が行われた。

 訓練は、酒を飲む機会や薄着の女性の痴漢被害が増えるこの時期に、警視庁麹町警察署が行ったもの。

 警察官が東京メトロと都営地下鉄の駅員に対して、電車や駅構内で、駅員が酒に酔った客から暴力を振るわれたり、客同士のトラブルの仲裁で、巻き込まれたりした際のかわし方などを指導した。

 日本民営鉄道協会によると、去年、全国の鉄道で駅員に対する暴力行為は792件あり、そのうち6割以上が飲酒した乗客によるものだったという。