石田氏が出馬に意欲、増田氏も前向き姿勢

舛添前知事の辞職に伴う東京都知事選挙で、俳優の石田純一さんが野党統一候補ならば出馬したいと意欲を示した。一方、自民党が擁立を目指す、前岩手県知事の増田寛也さんは8日も出馬に前向きな姿勢を見せた。
石田純一さん「野党統一候補であるならばぜひ出させていただきたい。安心して子供を産めるそういう空気。そしてやっぱり老後も不安なく過ごせる、そういう社会が、もうちょっと具体的に実現していけばいいなと」
都知事選への出馬について8日朝、「五分五分です」としていた石田純一さんは会見で、都民の生活と政治がかけ離れていると指摘し、「野党が集結しないと思いを力にかえられない」と野党統一候補にこだわる理由を説明した。
一方、自民党が擁立を目指す増田寛也氏は、市長の有志と会談し、都内26市のうち25市から出馬の要請を受けた。
増田寛也氏「スカイツリーから飛び降りただけではだめで、そのあと何をするか。真剣に受け止めて私なりの考え方をきちんとまとめたい」
増田氏は9日、都内の町村長とも会談する予定で、その後、正式に出馬するか判断するとしている。また、日本弁護士連合会の元会長、宇都宮健児氏も事実上、出馬を表明した。
宇都宮健児氏「東京都政に新しい風を吹かせることが必要じゃないかと思いまして、今回3度目になりますけど、出馬を決意した次第です」
今月14日告示、31日投開票の都知事選には、これまで次の11人が立候補を表明している。
・小池百合子氏(元防衛相)
・マック赤坂氏(政治団体代表)
・中川暢三氏(元大阪市北区長)
・桜井誠氏(市民団体代表)
・河野充喜氏(洋画家)
・河野憲二氏(会社員)
・今尾貞夫氏(医師)
・山口敏夫氏(元労相)
・立花孝志氏(船橋市議)
・山口節生氏(鑑定士)
・高橋尚吾氏(元派遣社員)