陸自演習場で空包、一時紛失 カラスか
新潟県妙高市の陸上自衛隊関山演習場で14日、機関銃の空包50発が一時紛失したが15日朝、見つかった。自衛隊は鳥が持ち去った可能性もあるとみている。
自衛隊によると、妙高市の関山演習場で14日午前、訓練のため屋外に置いた隊員のリュックサックから、訓練で使う予定の空包50発が紛失していた。自衛隊員約370人で捜索したところ、15日午前7時前、現場から23メートル離れた草むらの中から全ての空包が見つかった。空包は撃っても弾は発射されず、音がするだけの訓練用だった。
自衛隊によるとリュックサックの中の菓子の箱が荒らされていて、近くでカラスが目撃されていたことから、カラスに持ち去られた可能性もあるとみている。