六代目山口組組長が墓参り 厳戒態勢で警戒
指定暴力団「六代目山口組」の司忍こと篠田建市組長が神戸で墓参りを行い、警察が厳戒態勢で警戒にあたった。
神戸市灘区にある長峰霊園には、指定暴力団「六代目山口組」の司忍こと篠田建市組長をはじめ、幹部らが集まった。23日は田岡一雄三代目組長の命日で、司忍こと篠田建市組長は幹部らとともに墓前に手を合わせた。
山口組は去年、「六代目山口組」と「神戸山口組」に分裂。今年5月には、岡山市内で神戸山口組傘下の幹部が射殺されるなど抗争の悪化が懸念されている。
代々の組長の墓を引き継ぐのは「六代目」側だと示すことで、全国の関係組織にアピールする狙いがあるとみられている。