天皇陛下は１日午前、サウジアラビアのムハンマド副皇太子と懇談された。

　天皇陛下は１日午前、皇居・御所で来日中のサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン副皇太子と懇談された。ムハンマド副皇太子はサルマン国王の息子で、３１歳の若さでサウジの経済政策と安全保障面の戦略を一手に担う人物として世界的に脚光を浴びるとともに、日本のアニメが好きなど親日家としても知られている。

　懇談では二国間の深い結びつきに触れた上で、副皇太子が「世界の様々な課題、経済発展や暴力的過激主義、自然災害などにも互いに対処していきたい」と述べると、陛下は「よりよい世界のために各国が協力していくことが大事だと思います」とこたえられたという。