北海道で大雨の恐れ 土砂災害に警戒
発達した低気圧の影響で北海道は大雨に警戒が必要。台風10号で河川が氾濫するなど大きな被害をもたらした北海道・南富良野町から中継。
北海道では8日の降り始めから9日午前11時までの雨量は十勝の広尾町で135.0ミリ、えりも町目黒で133.0ミリ、知内で107.5ミリを観測している。先月の台風10号で被害に見舞われた十勝の清水町付近でも58.5ミリを観測し、被害が拡大しないよう住民が備えていた。
また、住宅浸水被害や河川の氾濫に見舞われた南富良野町では、河川の氾濫などに備えて消防車が巡回する対策がとられていた。
今後、道内は10日朝までに太平洋側東部で150ミリ、オホーツク海側で120ミリの雨が降ると予想され、引き続き低い土地の浸水・土砂災害に警戒が必要。