台風12号熱帯低気圧に 土砂災害など警戒
台風12号は、5日午前9時、山口県の西で熱帯低気圧に変わった。ただ、九州から東海にかけては、引き続き、土砂災害などに警戒が必要。
5日午前1時過ぎに長崎市付近に上陸した台風12号は、朝には九州の北へ抜けて午前9時、山口県の西で熱帯低気圧に変わった。ただ熱帯低気圧に変わっても、風が強く吹いたり、雨が激しく降ったりするおそれがある。熱帯低気圧や日本の南から吹き込む湿った空気の影響で、5日も雨が激しく降るところがありそうだ。
予想される雨の量は、6日朝までに多いところで、四国で150ミリ、近畿で120ミリ、九州北部、中国、東海で100ミリとなっている。
土砂災害や低い土地の浸水などに警戒し、強い風や高い波に注意が必要。