台風12号 午前9時に熱帯低気圧に
気象庁によると、台風12号は5日午前9時に熱帯低気圧に変わった。九州を中心とした大雨の峠は超えたが、引き続き土砂災害などに注意が必要。
【気象庁の発表内容は以下のとおり】
[台風の現況と予想]
台風第12号は、5日9時に対馬近海で熱帯低気圧に変わりました。西日本を中心に、南から暖かく湿った空気が入り、大気の状態が非常に不安定となっている所があります。
[防災事項]
<大雨>
九州を中心とする大雨の峠は越えましたが、西日本では、6日にかけて雷を伴った非常に激しい雨の降る所があるでしょう。
6日12時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で
四国地方、近畿地方 150ミリ
の見込みです。
西日本では、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意してください
。
また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
「平成28年 台風第12号に関する情報(総合情報)」は本号限りとしますが、引き続き、地元気象台の発表する警報や注意報、気象情報等に留意してください。