地元山形で加藤紘一氏の死を悼む声相次ぐ
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元衆議院議員で自民党の幹事長などを歴任した加藤紘一氏が9日、亡くなった。訃報に接した関係者からは悼む声が相次いだ。
加藤氏は9日午後0時45分、都内の病院で肺炎のため亡くなった。77歳だった。加藤氏は1972年の衆院選で旧山形2区から初当選した。その後、防衛庁長官や官房長官などを歴任。橋本内閣では自民党幹事長を務め、「将来の総理候補」と目されていた。
加藤氏は14期目を目指した2012年の衆院選で落選し、政界を引退した。
この訃報に関係者からは悼む声が相次いだ-。
加藤氏の三女・加藤鮎子衆院議員「父はしっかり根をはりながらも、大地を高いところから見渡せる政治家だった。(父親としては)不器用で優しくて」
吉村・山形県知事「心からご冥福をお祈りしたい」
加藤氏の元秘書・野川政文県議会議長「いろいろ教えをいただいた。その教えが政治家としての大きな指針となっている。偉大な政治家だった。日本のため、地元のために頑張ってきた方」