自民都連 石原会長と内田幹事長が辞意表明
自民党の方針に反して東京都知事選挙に立候補し当選した小池都知事と安倍首相が4日朝に会談し、東京オリンピック・パラリンピックに向けた連携を確認した。
会談は約10分という短いものだったが、激しい選挙戦から一転、和やかなムードで終わった。
安倍首相「われわれ自民党も、小池さんにはきつい1本をとられましたが、政府と東京都協力していかなければいけないと思います。それが民意なんだろうと、こう思います」
小池知事「東京オリンピック・パラリンピックは、国民にとっても都民にとっても、成功すべきものだと思っています。今後ともしっかりと連携させていただきたい。よろしくお願いします」
オリンピックの成功に向け、政府と東京都が連携していくことは不可欠。また都知事選挙での圧倒的な民意も受けて、安倍首相と小池知事は、連携する方向にかじを切った形。
今後、丸川担当相も交えて、膨らんでいるオリンピック関連予算でどう歩み寄れるかなどが焦点となる。
一方、自民党本部では4日、都知事選敗北の責任問題を話し合う都連の会合が開かれている。石原都連会長や内田都連幹事長ら執行部が辞意を表明した。
一方で小池知事と、その応援に回った若狭衆院議員に対する処分については、結論が先送りとなる見通し。