台風16号 鹿児島・大隅半島に上陸
非常に強い台風16号は20日午前0時すぎ、鹿児島・大隅半島に上陸した。
気象庁の観測によると、非常に強い台風16号は20日午前0時すぎ、大隅半島に上陸した。この時間、鹿児島県と宮崎県が台風の暴風域に入っているものとみられる。九州や四国地方では発達した雨雲がかかっていて、宮崎県日向市では19日午後11時までの1時間に87ミリの猛烈な雨を観測した。
台風16号はこのあと、西日本の太平洋側を東に進む予想。台風の中心付近が通る西日本では暴風や大雨、高潮などに厳重な警戒が必要。また、台風から離れた東日本でも前線の活動が活発になっており、大雨に警戒が必要。
気象庁は自治体の出す避難情報に注意するとともに、深夜のため不要な外出は控えてほしいとしている。