沖縄・那覇市に台風１８号が近づいている。現在は、まだそれほど風は強まっていないが、時折、雨がぱらついている。

　３日午前１１時には沖縄本島のバスが運休となり、市役所も閉庁となったため職員が帰宅を急ぐ姿が見られた。県や警察によると、現在までに県内でケガ人などの情報は入っていないが、那覇市や浦添市など県内１５の市町村で約５５万人に避難準備情報が出されている。また、沖縄本島内の公立の小中学校や高校などは全て休校となっている。

　那覇空港を発着する航空便は午前中の一部の便を除き、すでに２００便以上の欠航が決まっていて、沖縄本島と周辺の離島を結ぶフェリーも軒並み欠航している。

　沖縄本島地方は昼過ぎから、急に風が強まる見通しで、厳重な警戒が必要。