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外国人に“大量わさび”で炎上…すし店謝罪

2016年10月3日 19:40
外国人に“大量わさび”で炎上…すし店謝罪

 大阪の寿司店で提供されたにぎり寿司が、韓国で問題となっている。理由は、外国人観光客の寿司にのせられた大量のわさび。なぜ、このような事態になったのだろうか。

■韓国の全国紙がすしの写真を掲載した。大阪のすし店で外国人客に提供されたとされるにぎり寿司で、ネタの下に普通より明らかに多い量のワサビがのせられている。

■別の全国紙では「大阪のすし店が韓国人観光客に“わさびテロ”をしたという主張が相次いでいる」と報じ、インターネット上の書き込みを紹介している。

■書き込み「文字通り罰ゲームレベルで、苦情を言おうとしても日本語ができないのがわかっている」「苦しい表情をして、辛くて涙を流すお客さんをみて、店員同士で“あの表情みた”と冷やかしている」

■問題となっているのは大阪の繁華街・ミナミにあるすし店「市場ずし難波店」。店は、これらの写真が店で提供されたすしだと認めている。

■店長「わさびに関しては、それは認めます。日本人の量の倍近く入っていたと思います」

■店はワサビを多くのせたことを認め、ホームページで「弊社店舗での接客に関する内容で、インターネット各所にてお騒がせ致しましたことをお詫び申し上げます」と謝罪した。

■そして、「海外から来られたお客様から、ガリやわさびの増量の要望が非常に多いため、事前確認なしにサービスとして提供した」と釈明した。

■店長「10人中8~9人くらいワサビを要望する客が多いので、自然と、量を多く入れる形になった」

■外国人観光客は、本当にワサビが好きなのだろうか。街で聞いてみた。

■韓国人男性「(Q:お寿司のわさびは好き?)はい、好きです。(Q日本の店のわさびの量は?)ちょうどいいけど、私はもう少しほしい」

■しかし店の対応について聞くと、「最初からどれぐらいの量を入れるか聞くのが合理的だと思う(韓国人女性)」

■一方、韓国の新聞では「韓国人だと分かると、店員同士が差別的な発言でからかう」といった書き込みも報道された。

■これについて店側は「従業員による民族差別的な発言に関しては、そのような事実は確認できませんでした」と書き込みの内容を否定している。

■店は、今後はこのようなことの無いよう、しっかり対応するとしている。

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