ハリアー機“再開”翁長氏「容認できない」
沖縄に駐留するアメリカ軍の海兵隊は、先月、沖縄本島沖で墜落したAV-8Bハリアー攻撃機の飛行を再開すると発表した。
在沖縄アメリカ海兵隊は5日、先月22日に墜落して以降、中止していたハリアー攻撃機の飛行を7日に再開する方針を明らかにした。墜落した原因については「特定されていない」としながらも、「沖縄以外で飛行している機体に問題は見つからない」として、安全性に問題はないとしている。
一方、沖縄県の翁長知事は5日夕方、事故原因の究明を待たずに飛行再開を決めたことは容認できないと話した。
翁長知事「安全とする説明も十分とは言えず、理解できるものではありません」
県は近く、正式にアメリカ軍に抗議する考え。