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大規模停電 交通機関や信号機などに影響

2016年10月12日 20:15
大規模停電 交通機関や信号機などに影響

 12日、東京都内で大規模な停電が発生した。今回の停電で、交通機関をはじめ、様々な影響が出ている。

 西武鉄道は、停電が起きた12日午後3時半頃から、西武池袋線や西武新宿線など大部分の路線で一時運転を見合わせていたが、午後7時現在、ほぼ全線で運転を再開した。ただ、西武有楽町線では練馬~小竹向原の間で午後7時現在も運転を見合わせている。西武鉄道によると、午後7時現在で約9万1000人に影響が出ている。

 また東京メトロの有楽町線と副都心線、東急東横線では、西武池袋線への直通運転を取りやめている。

 また、空の便は、全日空、日本航空ともに影響は出ていないという。

 一方、警視庁によると、都内の一般道では豊島区・東池袋の明治通りなど、約200カ所で信号が消えるなどの影響が出て、警察官が手信号で交通整理に当たった。

 また、東京消防庁によると、都内の豊島区や新宿区などでエレベーター内の閉じ込めが多数発生したという。

 また、東京都水道局によると、「マンションの部屋の水が出ない」「水道の水が濁った」などの相談が数件寄せられているということだが、停電にともなう水道施設への影響や断水は確認されていないという。