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大規模停電 新座市の火災現場、実況見分へ

2016年10月13日 12:10
大規模停電 新座市の火災現場、実況見分へ

 東京都内で起きた大規模停電から一夜明け、停電の原因となった埼玉県新座市の火災現場では、警察などが実況見分を行うことにしている。

 12日午後、新座市の地下に敷設されている東京電力の地下ケーブルから火が出た。地上につながる通気口からは炎とともに黒い煙が激しく立ちのぼり、火は約9時間半後にようやく消し止められた。この影響で都内では約59万軒が停電し、信号機が消えたり、鉄道が一時運転を見合わせたり、エレベーターに人が閉じこめられたりするなど様々な影響が出た。

 一夜明けた13日朝から、警察や消防、東京電力は、経済産業省の職員立ち会いの下、現場の安全確認を行っている。安全が確認できれば、実況見分を行い、火災の原因を詳しく調べることにしているが、現場の地下はいまだに温度が高い上、アスベストの濃度も高く、また、12日の放水によって2メートルほど水がたまっているため、安全確認が難航しているという。

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