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大規模停電の火災現場実況見分再開 新座市

2016年10月16日 14:43
大規模停電の火災現場実況見分再開 新座市

 東京都内の大規模停電を引き起こした埼玉県新座市の火災現場で16日、中断されていた実況見分が再開された。

 この火事は12日、新座市の地下に敷設されている東京電力の地下ケーブルから火が出たもので、地上につながる通気口からは炎ととともに黒い煙が激しく立ち上った。火は約9時間半後に消し止められたが、この影響で都内では約59万軒が停電し、鉄道が一時運転を見合わせるなどの様々な影響が出た。

 火災の原因を特定するための現場の実況見分は、翌日の13日に始まったが、地下の壁の温度が高く、内部には放水の水がたまっていたため、一時中断していた。16日になり安全確認がとれたことから、警察や消防、東京電力などが50人以上で実況見分を再開し、火災原因などを詳しく調べている。