睡眠中の0歳児窒息死 5年間で160人
0歳児が寝ている間に窒息して死亡する事故が相次いでおり、2014年までの5年間で160人が亡くなっていたことが消費者庁の調査でわかった。
消費者庁が厚生労働省の人口動態統計の調査票を分析したところ、2010年から2014年までの5年間に亡くなった0歳児のうち、寝ている間に死亡した子どもが160人に上ることがわかった。
そのうち約30人はマットレスなどに顔がうまり、約20人は掛け布団などが顔を覆って窒息して死亡したという。
消費者庁は、1歳になるまではあおむけで寝かせ、なるべくベビーベッドを使用し、払いのけやすい子ども用の軽い掛け布団や、顔がうまらない硬めの敷布団と枕を使って窒息事故を防止するよう呼びかけている。