小中学校でアスベスト 簡易給食の異常事態
札幌市内の13の小中学校の施設からアスベストが検出され生徒に簡易給食が出される異常事態が続いている。
先週、札幌市内の小・中学校でアスベストを含む疑いのある断熱材が落下した問題で、札幌市内では1日までに小・中学校あわせて30校で通常の給食が停止となる異常事態に。
松野博一文部科学相は「詳細を調査してまとめているところ。その結果をもって対応を進めたい」とした。
事態収拾に向け北海道教育委員会は、道内の全市町村の教育委員会に対し再調査を求めている。
札幌市教育委員会の調べでは、これまでに13の小中学校でアスベストが検出されている。簡易給食が続く異常事態の中、北海道教育委員会はあくまでも、各市町村ごとの教育委員会の責任で事態を収拾すべきとのスタンス。子どもたちのために一刻も早い解決が望まれる。