お餅に悪口言い合う「いどり祭」石川
石川県能登町で、神社に奉納するお餅に悪口を言い合うユーモラスな祭りが行われた。
石川県能登町の菅原神社に500年以上前から伝わる「いどり祭」。「いどる」とは「けなす」という意味で、お餅の悪口を言い合うことで来年が豊作となり、さらによい餅ができるようにとの願いが込められている。
祭りで大鏡餅が披露されると…。
見物していた氏子「しわくちゃや」「なんじゃこりゃ。どうすればこんな餅になるんかね?」「うちの母ちゃんよりしわくちゃやぞ」
当番役の氏子「みんながいどり(けなし)やすいように作るのがたいそかってんぞ(大変だった)」
最後は宮司が仲裁に入ってその場を収めたが、氏子たちの軽快ないどり合いが集まった人たちの笑いを誘っていた。