豊洲 輸送、スペース、コストで意見相次ぐ
豊洲市場の安全性などを検討する東京都のプロジェクトチームが15日、市場関係者からヒアリングを行った。
築地市場で行われたヒアリングには、水産卸・仲卸などの業者のほか、トラック業界や飲食業界など、関係する業界から40人あまりが出席した。
スムーズな動線が確保できるかなどの輸送面や、荷物を上げ下ろしする場所が十分かなどのスペース面、市場の維持費と利用者が支払う費用といったコスト面などについて意見が相次いだ。プロジェクトチームは、15日の意見も踏まえて、今後も検討を進めていくことにしている。
一方、都庁では移転延期にともなう補償について検討する委員会が始まった。都は、市場関係者の意見も聞きながら、できるだけ早く補償の枠組みを決めたいとしている。