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自動ブレーキ性能 国交省が初の評価

2016年12月1日 15:36
自動ブレーキ性能 国交省が初の評価

 高齢ドライバーによる交通事故が相次ぐ中、歩行者を認識して停止する自動ブレーキについて各メーカーの性能評価の結果が初めて公表された。

 1日に公表されたのは車が歩行者を認識し、衝突すると判断した場合に自動で急停止する「歩行者対応自動ブレーキ」の性能試験の結果。

 5つの自動車メーカー11車種のうち最も点数が高かったのは25点満点中24.5点のマツダ「アクセラ」で、次いで23.5点のスバル「フォレスター」だった。

 車両対応よりも技術的に難しい歩行者対応の自動ブレーキの開発・導入が進んできたことから、今年初めて評価試験が行われた。歩行者対応の自動ブレーキが普及すれば、高齢者をはじめとした死亡事故の減少につながると期待されている。