“電車でベビーカー”反対2割 意識調査
電車などでのベビーカー使用に「反対」の人が2割に上ることが、国土交通省の意識調査でわかった。
国土交通省は2014年、電車やエレベーターなどではベビーカーを基本的に折りたたまずに使えるとのガイドラインを決め、使用をうながすベビーカーマークを導入した。しかし複数回の調査で、電車などでのベビーカー使用に反対する人は最高で21.1パーセントに上った。
「混雑する車両に乗ってくる」「集団で移動して邪魔だ」など、使用者のマナーに対する苦情も寄せられている。
ベビーカー利用者「優しく声をかけてくれる人もいれば、ちょっと冷たい目で見られることも」「ベビーカー専用の車両に乗車します。(満員電車は)赤ちゃん自身にも良くないので、私は避けるようにしています」
調査では、ベビーカーマークの認知度は2割程度にとどまっていて、国交省ではベビーカー使用への理解と譲り合いを求めている。