「H2Bロケット6号機」打ち上げ成功
宇宙ステーション補給機「こうのとり6号機」を載せた「H2Bロケット6号機」が9日夜、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、無事、成功した。
「H2Bロケット6号機」は9日午後10時26分、種子島宇宙センターから打ち上げられた。約15分後に、搭載する「こうのとり6号機」を切り離し、打ち上げは無事、成功した。「こうのとり6号機」には、宇宙飛行士の生活物資のほか、宇宙ステーションの主電源となる日本製の高性能電池が使われた新型バッテリーが搭載されている。
JAXA・奥村直樹理事長「ISS(=国際宇宙ステーション)を運営していく中で日本は不可欠なものという強い気持ちを感じ取っている」
一方、種子島の長谷公園では多くの見物客が打ち上げの様子を見守り、闇夜が一瞬にして明るくなると、大きな歓声があがっていた。
これで日本の大型ロケットは31機連続の打ち上げ成功(成功率97.3%)となった。