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「改正動物愛護管理法」施行 ペットへのマイクロチップ装着を義務付け

2022年6月1日 13:43
「改正動物愛護管理法」施行 ペットへのマイクロチップ装着を義務付け

ペットのイヌやネコに「マイクロチップ」の装着を義務付ける「改正動物愛護管理法」が1日、施行されました。

改正動物愛護管理法では、繁殖や販売を行う業者にイヌやネコへのマイクロチップ装着を義務づけます。また、飼い主の名前なども環境省のデータベースに登録することが義務づけられます。

マイクロチップは直径2ミリ程度、長さ1センチ程度の大きさで、すでに飼っているペットへの装着は努力義務とされます。

環境省によりますと、2020年度に全国で飼育放棄などにより自治体に引き取られたイヌとネコの数は7万2000匹あまりで、このうち、2万4000匹近くが殺処分されています。

環境省は、マイクロチップ装着などにより、ペットが迷子になったり捨てられたりするのを防ぎ、殺処分を減らしたいとしています。