×

養鶏場の鶏から高病原性の鳥インフル 熊本

2016年12月27日 5:24
養鶏場の鶏から高病原性の鳥インフル 熊本

 熊本県南関町の養鶏場で26日、鶏約50羽が死んでいるのが見つかった。検査の結果、高病原性の鳥インフルエンザに感染していることがわかった。

 熊本県によると、26日午後4時40分ごろ、南関町の養鶏場から家畜保健衛生所に鶏約50羽が死んでいると通報があった。簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出たため、遺伝子検査を行っていたが、27日午前5時、毒性の強い高病原性の鳥インフルエンザに感染していることがわかったと発表した。

 熊本県は24時間以内にこの養鶏場の鶏約10万7000羽を殺処分し、72時間以内に埋める作業を完了させる方針。また、半径3キロ以内での鶏や卵の移動を禁じ、半径10キロ以内から外への持ち出しを制限したほか、養鶏場周辺の道路9か所に消毒ポイントを設置する予定。