日本酒「獺祭」“ハエ”混入で自主回収
山口県岩国市の旭酒造が製造する日本酒「獺祭」に虫が混入していたとして、会社側が一部商品の自主回収を始めた。
虫が混入していたのは「純米大吟醸 獺祭 3割9分」、720ミリリットル。今月20日、滋賀県の卸業者からの指摘で分かったもので、混入したのはショウジョウバエとみられている。
旭酒造によると、酒を瓶に充填(じゅうてん)して栓をするまでの過程で混入した可能性があるとしていて、同じ日に製造された、商品ラベルに「16・10・D」と記載された約9300本の自主回収を始めた。
桜井博志会長「とにかく(混入が)起こらないように、より良い商品、優れた獺祭をこれからも出し続けていきたい、さらに磨き続けていくことが一番のお返し」
旭酒造では、該当する商品を送料着払いで送れば、代金を払い戻すとしている。