×

日本酒とワイン 税率“一本化”案を検討

2016年11月22日 14:48
日本酒とワイン 税率“一本化”案を検討

 政府・与党は日本酒やワインにかかる税率を一本化する方向で検討に入った。

 現在、日本酒の税額は350ミリリットルあたり42円、ワインは28円となっている。政府・与党は日本酒もワインも醸造酒であることから、この差がなくなるよう見直し2023年に35円程度に統一する案を検討している。また現在、350ミリリットルあたり28円のチューハイやハイボールについても将来、税額を35円程度に統一する案が浮上している。

 政府・与党では現在、ビール税についても10年後に一本化する方向で議論しているが、いずれも業界や消費者からの反発が予想されるため、政府・与党は慎重に結論を出す考え。