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日本海側で大雪 あすにかけ降り続く見通し

2017年1月15日 6:21
日本海側で大雪 あすにかけ降り続く見通し

 この冬、最強の寒気の影響で、日本海側で大雪となっているが、名古屋など太平洋側でも雪が積もっている。雪は16日にかけて降り続く見通しで、気象庁は警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、この冬、最強の寒気の影響で、日本海側で大雪となっているほか、太平洋側の平地でも雪が積もっている所がある。15日午前5時の積雪は、山形県大蔵村肘折で2メートル43センチ、新潟県津南町で1メートル82センチなどと大雪となっている。また、京都市で9センチ、金沢市で7センチ、名古屋市で3センチなどとなっている。

 長野県北部の栄村にある寺では14日、高さ約22メートルのマツの木が倒れ、除雪作業をしていた住職の男性にぶつかり、この男性が死亡した。

 雪の影響で交通機関にも影響が出ている。日本航空は15日、出雲と小松を出発する合わせて2便、全日空は鳥取や米子、新潟を出発する便など合わせて9便の欠航をすでに決めている。

 雪は16日にかけても降り続く見通しで、気象庁などは交通機関の乱れや車の立ち往生、除雪中の事故などにも警戒を呼びかけている。