6434人の命の教訓を次世代へ…模索続く
6434人が犠牲となった阪神・淡路大震災から17日で22年。各地で追悼の催しが行われている。神戸市の追悼会場から中継。
竹灯籠を前に、鎮魂の祈りをささげる人の姿は絶えることがない。去年は熊本や鳥取などで地震が相次ぎ、今年は復興を願って、「光」の文字が描かれた。地震が起きた午前5時46分、会場は深い祈りに包まれた。
17日午前7時現在で「1.17のつどい」に参加したのは約4700人。神戸市では震災を経験していない人が市民の4割を超えている。6434人の尊い命が残してくれた教訓を若い世代にどう引き継ぐか、模索が続いている。