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採算度外視?銀座名店の1000円ランチ

2017年1月25日 17:09
採算度外視?銀座名店の1000円ランチ

 おいしい名店や老舗が集まる街・銀座。お値段もそれなりと思いきや、手軽に食べられる名店の味が結構ありました。今回は1000円で食べられるお得なランチを奥村莉子ちゃんが取材しました。


■本マグロを豪快に!

 まず訪ねたのは、銀座7丁目に店を構える日本料理店「銀座大野」。いかにも料亭という高級感が漂います。夜は鍋を中心に、季節の食材を生かした料理をコースで出しています。そんなお店で、1000円でいただけるランチがありました。

 主役は夜のお造りでも出る一級品の本マグロ。ランチでは、どんぶりにそのマグロを贅沢に盛りつけていきます。数えてみると…7枚、8枚、9枚、10枚、そして11枚!キリのいい10枚ではなく、11枚にするのは店主のサービス精神によるものだそう。

 こだわりは調味料にもありました。しょうゆは、日本酒などを混ぜて作った自家製。脂ののったマグロにとても合うそう。莉子ちゃんが試食してみると―

 「こんなに分厚いのに、全然重くないんですよ。やわらかくて口の中でとろけていきます」

 こんな豪華なランチをどうしてこの値段で用意できるのでしょうか。実は、料理長の家が、築地の場外にあり、深夜2時の閉店後、なじみの仕入れ先でいいマグロを安く、早い者勝ちで手に入れられるからだそうです(ランチは、水・木曜日限定です)。


■採算度外視!かき揚げ丼

 続いては、銀座4丁目の天ぷら料理店「銀座 天ぷら 阿部」。和食の名店・なだ万で天ぷらを揚げていた職人が始めたお店だそう。夜の人気メニューは、5000円のコースで、メーンはやはり旬の食材を一流の技で揚げた天ぷらの数々。そんなお店のお得なランチが、豪華なかき揚げ丼です(ランチのみでの提供)。

 かき揚げの主役は生の桜エビ。料理長によると、生の桜エビの方が乾燥のものよりも、香りが良いのだそう。この桜エビを野菜とともにかき揚げにし、さらに、生卵の黄身も天ぷらに。かつて、なだ万では特別なお客さんにしか出さなかった裏メニューなのだそう。ちなみにこのランチは、料理長によると、多くの人に知ってもらうため、採算は度外視だとか。お味のほうは―

 「すごいおいしいです。天ぷら全体にまろやかさがでます。卵の黄身を揚げて、こんなに中までトロッとろってすごいですよね」

 銀座の名店の味、お得に味わってみてはいかがでしょうか?