移転延期の築地で初競り マグロ最高値は…
豊洲への移転が延期されている東京の築地市場で5日、新春恒例の初競りが行われた。
築地市場は去年11月に豊洲市場へ移転するはずだったが、小池都知事が安全性などの理由から移転を延期したため、今年も築地での初競りとなった。移転の時期は具体的に決まっていない。
大都魚類・青木信之社長「我々はまさに混乱の渦中にあります。ちゅうぶらりんの状態から一刻も早く早急に脱却することを願うものであります」
生鮮マグロの初競りは、午前5時過ぎから行われ、最高値をつけたのは、青森県大間産の重さ212キロのクロマグロで、7420万円。6年連続で築地に本店があるすしチェーン店が競り落とした。
すしざんまい・木村清社長「形といい大きさといい脂といい身質といい全部(良い)!お客さんに早く食べてもらいたい」
最高値のマグロは午後から提供されるという。