移転延期の豊洲市場、内部をメディア初公開
移転が延期となっている東京・豊洲市場の内部がメディアに初公開された。
豊洲市場への移転は早くても来年冬から再来年の春になる見通しだが、延期が決まる前に冷蔵庫や水槽の設置を終えていた市場関係者もいる。都は、市場関係者への補償の支払いを来年4月から始める方針だが、その間の資金繰りを支えるために、来月1日から「つなぎ融資」を始めることにしている。
豊洲市場は魚の鮮度を保つため温度管理を徹底していて、売場棟の中だけではなく通路も一定の温度に保たれている。また、築地市場では観光客が魚を触るなど問題となっていたが、豊洲市場では、マグロのセリなどの見学専用のスペースが確保されている。