夏の東京都議会議員選挙の前哨戦とも位置づけられている東京の千代田区長選挙は、小池都知事の支援を受けた現職の石川雅己さん（７５）が当選した。

　石川雅己氏「知事を補佐し、そして力を尽くしてまいりたいと思っております」

　小池都知事「（千代田区が）東京大改革の新たなステップになった。新たな一歩になった、このことを改めて感じ入り、そして皆さまと共にこの勝利を祝いたいと思います」

　千代田区長選は、小池都知事の支援を受けた現職の石川雅己さんが、自民党都連が推薦した与謝野信さん（４１）ら新人２人に、大差をつけて当選した。

　与謝野信氏「時間的な問題だけではなく、精神的な面も含めて準備が足りてなかったと思っております」

　今回の区長選は、自民党と小池知事の『代理戦争』とも言われて注目され、投票率は５３．６７％と、前回を１１．４０ポイント上回った。

■投票結果（開票率１００％）
石川雅己氏（無・現）・・１万６３７１票（当選）
与謝野信氏（無・新）・・・・４７５８票
五十嵐朝青氏（無・新）・・・３９７６票