「特殊詐欺対策本部」きょう発足 警視庁
高止まりが続く特殊詐欺の被害状況を受け、警視庁は1日、「特殊詐欺対策本部」を新たに設置しました。
「特殊詐欺対策本部」はこれまでの「犯罪抑止対策本部」を廃止し、高止まりが続く特殊詐欺の対策に特化する組織として1日、発足しました。また、広域にまたがる特殊詐欺の捜査を強化するため、警視庁のほか道府県警の捜査員も加わったおよそ200人からなる「特殊詐欺連合捜査班」も新たに立ち上がりました。
警視庁は組織改編を通じて検挙と抑止の両面から特殊詐欺の根絶を目指すとしています。
一方、ストーカーやDV、虐待事案などに対応する「人身安全対策課」も生活安全部に新設されました。これまで複数の部門がまたがり対応にあたっていたものを一元化することで、指揮命令系統を統一し、より迅速に対応にあたる狙いです。