×

2022年度の社会保障給付費 過去2番目の137兆8337億円 前年度より減少も依然高い水準

2024年7月30日 17:11

2022年度の年金や医療保険、介護保険などの社会保障制度に関する費用は、過去2番目の137兆8337億円でした。前年度より減少したものの依然として高い水準が続いています。

国立社会保障・人口問題研究所によりますと、年金や医療保護、介護保険など、社会保障制度に関する費用=社会保障給付費は、137兆8337億円でした。

前の年度より、9189億円、0.7%の減少がみられたものの過去最高だった前年度に次ぐ高い水準でした。

人口1人あたりでみると、およそ110万3100円で、前年度とくらべ2400円、0.2%の減少となりました。

2020年度、2021年度に増加した新型コロナ対策の関係費用が減少したことが要因だということです。

なお、社会保障給付費の減少は1950年の統計開始以来はじめてだということです。