1年半ぶり噴火再開の西之島 さらに拡大も
約1年半ぶりに噴火を再開した西之島を、25日午後2時ごろ、日本テレビのカメラがとらえた。火口からはマグマのしぶきが激しく飛んでいる。
20日、約1年半ぶりに噴火が再開した西之島では、新しく出来た火口から、勢いよく噴煙があがり、マグマのしぶきが噴き上がっている。新たに出来た火口から流れ出した溶岩は海岸まで到達し、水蒸気が上がっているのも確認できた。元々あった島の部分はまだ溶岩に覆われていない状態で、白い鳥のような生物もみることができる。
去年の秋、上陸調査を行い、今回の取材にも同行した東京大学地震研究所の前野深准教授は、「溶岩は島の中心部から西と南側に勢いよく流れていて、島はさらに拡大するだろう」と話している。