首都直下型地震想定 警視庁と消防合同訓練
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東京・世田谷区で首都直下型地震が発生し、商業施設に買い物客が取り残されたという想定で、警視庁や東京消防庁などによる合同訓練が行われた。
訓練は震度6強の首都直下型地震によって駅前の商業施設の階段が崩落し、大勢の買い物客らが取り残されているという想定で行われ、警視庁北沢警察署の署員や東京消防庁の隊員ら約100人が参加した。
小田急線の経堂駅では到着した路線バスから乗客を避難させたほか、駅前の商業施設に取り残された買い物客らをはしご車などを使って救助する訓練が行われた。
警視庁は今後もこうした訓練を通じて官民一体となった災害対策を行い、防災意識の向上を図りたいとしている。