ローマ法王庁大使“赤ちゃんポスト”訪問
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親が育てられない子どもを匿名で受け入れる「こうのとりのゆりかご」、いわゆる赤ちゃんポストを運営する熊本市の慈恵病院を26日、ローマ法王庁の駐日大使が訪れた。
ローマ法王庁のジェセフ・チェノットゥ大使は、「こうのとりのゆりかご」が開設から10年を迎えたことから視察に訪れたもので、蓮田太二理事長らと面談をした。大使は「命が神様からの贈り物として扱われていることをうれしく思う」と語り、蓮田理事長に、ローマ法王から託された十字架を渡した。
大使一行は熊本地震の被災地視察のため熊本を訪れていて、26日は西原村の仮設団地を訪問した。