東京・大田区 首都直下地震想定の防災訓練
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東京大田区では4日、首都直下地震が発生したという想定で、地域住民と警視庁などが防災訓練を行った。
訓練は、震度6強の首都直下型地震が発生したという想定で行われ、警視庁池上署の署員や東京消防庁の職員、地域住民ら約550人が参加した。大田区など住宅が多い地域は、大規模な火災が予想されることなどから、住民は防災拠点となる小学校までの避難経路の確認や消火器の使い方などを訓練し、また、警視庁の警備犬が救助活動する様子なども披露された。
警視庁は今後もこうした訓練を通じて地域住民と連携し、防災意識の向上を図りたいとしている。