1週間程度は5強程度の地震に注意~気象庁
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20日夜、大分県で震度5強の強い揺れを観測する地震があった。今のところ被害の情報は入っていない。
気象庁によると20日午後11時27分ごろ、豊後水道を震源とする地震があった。大分県の佐伯市で震度5強を観測したほか、九州から中国・四国地方の広い範囲で揺れを観測した。
震源の深さは42キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.0と推定されている。大分市内では強い横揺れを感じた。
大分市民「最初は揺れてるなという感じだったが、次第に大きくなっていって、だんだん(揺れが)大きくなりだして、これヤバイなと思って。横にゆっくり揺れる感じですね」
NNNのまとめによると、今のところ被害の情報は入っていない。
気象庁は、今回の地震は、フィリピン海プレートの内部で起きた地震で、去年の熊本地震とは発生のメカニズムが異なり、直接的な関係はないと分析している。
気象庁は、今後1週間程度は震度5強程度の地震が起きる可能性があるとして注意を呼びかけている。