両陛下、障害者の歩行補助ロボットなど視察
福岡県を訪問中の天皇皇后両陛下は、障害者の歩行を助けるためのロボットなどを視察された。
天皇皇后両陛下は、28日午後、北九州市の企業を訪問し、脊髄を損傷した人の歩行を助けるロボットなどを視察された。4年前に事故で脊髄を損傷し、普段は車いすで生活する社員の男性が実際に装着して説明すると、皇后さまは、「腕は疲れないんですか」「片手は使えるんですか」などと質問されていた。陛下は、ロボットも車いすも進化していることに触れ、「これからも進んでいくといいですね」と話されていた。
両陛下は、夕方には「全国豊かな海づくり大会」の行事にのぞまれた。29日は、宗像市で大会の式典に出席するほか、今年、世界遺産に登録された宗像大社を参拝される予定。