「票の割り振り」 “統一教会”は否定 元信者のジャーナリスト「日本の政治を動かしていくのが最終目的」
安倍元首相銃撃事件で浮き彫りになったのが、宗教団体「世界平和統一家庭連合」いわゆる“統一教会”と政治家の関係性です。
教団側は“組織的に特定の政党や政治家を支援することはない”と主張します。しかし、自民党・無派閥の青山繁晴参議院議員は、ある派閥の長から今回の参院選での“教団の票の割り振り”について聞いたと証言します。
一方、教団側は「news zero」の取材に対し、“教団の票の割り振り”について「事実ではない。教団は『政治関与はしない』という基本的なスタンスでやっている」とし、さらに、個別の政党や候補者への“組織的な応援”についても改めて否定しました。
しかし、元信者でジャーナリストの多田文明氏は、「教団による組織的な応援がある」と断言しました。約10年間、入信していたといいますが、当時、教団が支持する人物に票を入れたといいます。教団が政治家と関わる理由について、「最終的に一番いいのは統一教会の議員をたくさん作って 、日本の政治を動かしていくことが最終目的」としました。
※詳しくは動画をご覧ください。(7月20日放送『news zero』より)