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「票を割り振ることがある」 自民党議員が明かす“統一教会”による“選挙支援”

2022年7月20日 21:47
「票を割り振ることがある」 自民党議員が明かす“統一教会”による“選挙支援”

政府は、安倍元首相の国葬を9月27日に行う方向で最終調整しています。一方、銃撃事件をきっかけに取り沙汰されているのが、政治と宗教団体の関わりです。現役議員がその実態を明かしました。

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安倍元首相が小学校から大学まで16年間を過ごした学び舎(や)、成蹊学園には、供花に訪れ、安倍元首相を悼む人が絶えませんでした。

政府は、安倍元首相の国葬を9月27日に行う方向で最終調整しています。

成蹊大学4年生
「偉大な先輩である安倍さんの宗教だったり背景があるにしろ、今はとりあえずご冥福をお祈りするだけ」

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自由民主党・無派閥の青山繁晴参議院議員は、自由民主党と旧統一教会の関係にまつわるエピソードをブログに投稿しました。

自由民主党・青山繁晴議員のブログ
「比較的、最近の出来事です。参院選に向けて、自由民主党の公認作業などが進んでいた時期でした。良心的な議員が私にこう語りました。『所属する派閥の長から「(旧)統一教会の選挙の支援を受けるように」と指示されたが、断った。そのため派閥の長はその分の票を別の議員に割り振ったようだ』」

旧統一教会の“選挙支援”を、自由民主党の派閥の長が、「受けるように」と指示したそうです。

自由民主党・無派閥 青山繁晴参議院議員
「派閥の領袖(長)の方は、今までの政治のあり方の一端として、業界(支援団体)と連携して選挙をやると。その票だけでは足りない(時に)『旧統一教会の票を割り振ることがある』と」

自由民主党の派閥の長が、「受けるように」と指示したという旧統一教会の“選挙支援”。それを明かした自由民主党・無派閥の青山繁晴参議院議員に話を聞きました。

青山参議院議員
「僕の民間人時代からの考えとして、宗教が政治支援して悪いと思ってない。隠さなければいけないんだったら支援を断るべきだし、支援が正当と思うのであれば、有権者にあらかじめシェアして選挙の審判を受けるべき。公表されないで、選挙が終わって、そのあとに有権者が『実はそういうこと(支援)があった』と知った時に、明らかに裏切りですよね。だからそういうことは変えるべきです」

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有権者
「(宗教)団体さんに支援していただいているのであれば、『はっきり公表した方がいいんじゃないかな』って思います。(知った時)ちょっと残念な気持ちにはなるかもしれないです」

有権者
「(宗教団体の支援は)仕方がないと思っています。日本では憲法で宗教の自由も保障されている」

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事件をきっかけに、政治と旧統一教会の関わりが取り沙汰されています。

山上容疑者
「安倍は本来の敵ではないのです」

山上容疑者は、教団と関連する団体に寄せられた安倍元首相のメッセージを見たころから、殺害を決意したとみられています。

山上容疑者
「生活に困窮し、今月に入って犯行を最終的に決意した」

捜査関係者によると、事件当時、銀行口座の残額は20万円ほどで、カードローンなどの借入金が、少なくとも数十万円あったことが新たにわかりました。さらに、火薬を乾かすためのシャッター付きガレージを契約していたことも判明しました。

警察は、借金で武器の製造費用を賄い、生活費がなくなる前に計画を実行に移した可能性があるとみて捜査しています。