鳥インフルか?簡易検査で陽性 さぬき市
香川県さぬき市の農場で病原性の高い鳥インフルエンザが疑われる事例が確認された。
香川県によると、さぬき市の農場で9日夜から10日朝にかけて1棟6000羽いる鶏のうち、55羽がまとまって死んでいるのを作業員が見つけた。その後の簡易検査で3羽がA型の陽性だったことが明らかになっている。遺伝子検査の結果は午後10時にも判明するもよう。
検査結果が陽性の場合、深夜にも鶏の殺処分を始める方針で、当該農場の半径3キロ以内は移動制限区域となり、あわせて9つの農場が対象となる。
病原性が高い鳥インフルエンザが確定すれば、家畜としては香川県で初めてで、全国でも今シーズン初めてとなる。